2009年2月12日木曜日

人生の緊張感

ここ1年間は、仕事上でも私生活でも大きな変化があった。
仕事では、昨年初頭からの道路特定財源や公共事業に関連した議論の中で、コンサルタント業界の経営環境が大幅に悪化したきた。その上、行政や公共事業に対する施策提言を行うのが主な仕事であるので、国全体の行政や公共事業に対する意識が大きく変化してきているため、仕事に対する基本的な価値観が大きく揺らいでいることは否めない。その結果、仕事との距離が以前より大きくなっているような気がして、何となく緊張感に欠けているという感じがしている。
私生活では、下の娘が昨年ようやく就職して、長男ともども親の最低の役割を終えた。それはそれで良かったと思う反面、これまで色々と辛いことも、家族のためと頑張ってきた気持ちのつっかえ棒がなくなったような、いささか気が抜けた感じがする。
多分55歳という年齢のせいもあるのだろうが、生きて仕事をしていく上でのやりがいといったものを見失っているような気のする今日この頃である。

0 件のコメント:

コメントを投稿