2009年5月23日土曜日

1000円高速

今日は札幌地方は雨模様。
今日は通夜で函館日帰り。函館の葬式は北海道では風変わりな形式とのこと。通夜には火葬を終え、遺体との対面はできないようだが、どうだろうか。
往復は高速道路を使おうと思うが、週末なのでどこまで乗っても1000円。サービス開始直後、札幌から八雲まで、通常だと5000円を超えるが、料金表示は1000円ポッキリ。サービスを実感したが、何となく感動的である。ただ、この1000円高速だが、結局は税金で補填ということになるので、単純に喜んでもいられない。もともと日本の高速道路料金は高い感じがしていたが、相場感では半額程度が妥当なところだと思う。欧米では高速道路は一般的に無料のところが多い。最近では財源不足もあり、一部有料区間を設けはじめているところもある。アジアでは韓国や中国は、日本と同じく融資で整備するので、有料が原則であるが、韓国の場合、日本の半額程度である。
高いといえばタクシーも日本は高い。感じではアメリカの2倍程度はすると思う。しかしタクシーが台数過剰であることや、運転手の給与も安いなど、どうしてこれほど料金が高いのかと首をかしげたくなる。相対的に人件費が高いのだろうか。

2009年5月19日火曜日

映画「天使と悪魔」


先週の土曜日、奥さんとDan Brawn原作の「天使と悪魔」を見てきました。いつものようにシニア夫婦割引で2人で2,000円。50歳を超えて、良かったと思っていることのひとつがこのシニア割引。
「ダヴィンチ・コード」から3年というから早いものです。原作は「天使と悪魔」の方が早く、ダヴィンチ・コードが上映されていることに、ペーパーバックを購入して読みましたが、難解な宗教用語が多いダヴィンチコードよりは読み易く、また映画の方も、奥さんに言わせると分かりやすかったという評でした。確かにテンポも良く、手がかりを探しながら、犯人を追うという展開は、ある意味、サスペンスではオーソドックスな展開方法なので、それが分かりやすいのかなとも思います。総評としてはダヴィンチコードのように深みはないものの、エンターテインメントとしてはなかなか楽しめるのではないかと思います。

初夏

5月の連休が終わってから、寒い日が続いていたが、今日はうって変わって最高気温22℃まであがり、歩いていると汗ばむ位の暑さ。昨年の仕事の続きや色々と関わっている団体の総会等も終わり、一息ついた。4月1日以来行っていない、ジムに1か月半ぶりに行ったが、ブランクが長かったせいか、ランニングやバイク、筋トレ全てが体に応える。いつもの7割くらいやって今日は切り上げた。でも汗をかいたので、風にあたるととても気持ちが良く、おっくうながらも来て良かったと思う。
それはそうと、最近は新型インフルエンザが大流行の兆しを見せているようで、連日新聞の1面を飾っている。ただ症状は軽いようなのが不幸中の幸いである。しかし今後ウイルスが変異して毒性の強いものに変わっていった場合、秋頃にその大流行も懸念されている。10年以上前のSARSの時も、旅行を控えるなど、観光業界も打撃を受けたが、今回のインフルエンザ騒動もかなりの影響が出そうだ。それでなくても景気悪化が続いている中、さらに追い打ちをかける結果にもなりそうだ。

2009年5月9日土曜日

連休終了

今年の連休は例年になくゆっくりできました。
春の訪れも早く、連休はじめから桜を楽しむこともできました。
しかし早い春の訪れにもかかわらず、連日の新型インフルエンザの感染報道や、パキスタンの政情不安による核拡散の危機、そして昨年から続いている世界的不況と、現実はあまりよい話はありません。
連休中は、東京で勤めている娘が、友人の結婚式出席のため、めずらしく帰省していて、家族そろっての休日となりました。これからはこうしたことも少なくなるだろうと考えると、少々寂しい気がします。
明日からはまた仕事が始まりますが、昨年から続くモチベーションの低下がなかなか上向きになりません。そんなにのんびりとはしていられない経済状況なのですが。

2009年5月1日金曜日

大学の恩師に

大学時代の恩師で、卒業早々に結婚したため、仲人もお願いしたT先生に「北海道花暦」を送った。
その日の夜、さっそく私の留守中に先生から電話があったようで、奥さんが話を聞いたがピンとこなかったようで、帰宅した私に聞いてきた。カレンダー今日送って、今日着いたんだと驚いたが、こちらから電話してみた。最後に会ったのが結婚式の翌年だったから、もうあれこれ30年がたっている。しかし、電話に出た声はその頃と全く変わりなく、シャキッとしていて、とても80歳をゆうに越えている老人の声とは思えない。理論物理学者なので頭を使うからなのか、とも思ったが、学生時代に先生がよく言っていた「課題意識」を常に持ち続けた結果なのだと思う。課題意識とはある意味興味であったり、生き甲斐であったり、常に前向きな生き方をしていると年をとっても惚けないのではないだろうか、と思う。そういえば、観光の大家のS先生も大正生まれなので、口は達者で未だに現役。そのS先生もやはり生きていくことに常に興味津々という感じなのが若さの秘訣なのかもしれない。

ここ1年間は仕事の環境が厳しさを増していることもあり、何となく「もういいかな?」とも思う日々があるので、こんな感じで生きていると、きっと早くぼけてしまうのではないかと思う。少し先生を見習うべきなのだろうか。