2009年12月15日火曜日

サイモン・シンの著作


先月、サイモン・シンの3著作を立て続けに読みました。最初が「フェルマーの最終定理」(新潮文庫)で、17世紀フランスの数学者ピエール・ド・フェルマー(1601年 - 1665年)が、書き残した「3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせがない」、という定理のことですが、その後400年間、無数の数学者が挑戦するも誰も解けずにいたのが、最終的にプリンストン大学のイギリス生まれの数学者アンドリュー・ワイルズが1994年10月に最終的な証明に成功した。
著者のサイモン・シン自身もケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得した物理学者でしたが、BBCに転職後、TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』(’96年)で国内外の賞を多数受賞しました。
この本が興味深いのは、単にフェルマーの最終定理の数学的証明の経緯を述べるに止まらず、400年間に悪戦苦闘した数学者の人となりを緻密に記述している点で、ある意味伝記集といった感があります。こうした著作の傾向は、他の2冊「暗号解読」、「宇宙創生」などにも引き継がれ、数学や物理学を毛嫌いする人にとっても興味を持って読める内容だと思います。お勧めの1冊です。

2009年12月11日金曜日

冬の星座

ここ数日、帰宅後、愛犬の散歩をしています。昨晩はとても冷え込んだのですが、雲ひとつない晴天で満天の星空を楽しむことができました。星空はいつもあるのに、夜空を見ることは年に何回あるのでしょうか。久しぶりに見た夜空には冬の星座の代表”オリオン座”が南の空に鎮座していました。オリオン座を見ると「もう冬なんだ」とつくづく季節の移り変わりの早さを感じてしまいます。
オリオン座の三つ星の少し下にはボヤッとした雲のような灯りが見えますが、M42星雲、いわゆるオリオン座の大星雲です。さらに下を見ると全天で一番明るい星のおおいぬ座のシリウスが輝いています。このシリウスとオリオン座のベテルギウス、そしてこいぬ座のプロキオンを結ぶと三角形ができるのですが、これが冬の大三角形。
札幌の郊外にある北広島では、光害も少なく、降るような星空まではいきませんが、それでも天の川もはっきり見えます。その天の川にはぎょしゃ座やふたご座も見ることができます。それにおうし座あのすばる(散開星団)も。
冬の夜空は寒さ空気がピーンと張りつめているせいか、夏よりも星がより輝いて見えます。いつもながらそういう大きな自然を見ていると、その中で活かされている自分を強く感じます。

http://oki-park.jp/kaiyo/jp/planetarium/

2009年12月10日木曜日

イルミネーション


札幌では12月1日から2月までさっぽろホワイトイルミネーションが開催されています。もともとは秋の観光シーズン終了後、雪まつりまでの観光空白期間を埋めるために開催されましたが、今ではすっかり定着し、北海道内でも函館のクリスマスファンタジーを始め、各地で開催されるようになり、すっかり冬の風物詩になってしまいました。
ここ数年は、個人の家でも趣向を凝らしたクリスマスイルミネーションが見られるようになりました。ただ、年々大がかりになっているのが少々気になっています。いくら電力消費が少ないLEDでも全体ではかなり電力を消費しているのではないでしょうか。ある程度は夜が長い冬の暮らしに彩りを加えるのでよいとは思いますが、あまり派手になりすぎるのは環境面でも問題があるのではないでしょうか。ちなみに我が家では屋外の飾り付けは全くやっていません。
下の写真は「大好き北海道」の今日の写真で、好例になったさっぽろホワイトイルミネーションのすずらんですが、もう何年使っているのでしょう?

2009年12月9日水曜日

タンザニアからの便り



アフリカにあるタンザニアのアリューシャという都市で仕事をしている道産子の友人からメールが届きました。2週間前に、「大好き北海道」毎年カレンダーを送ったのですが、それが届いたので、そのお礼のメールでした。
友人は経済の専門家として、JICAのスタッフとして現地に3年間の予定で派遣されているのですが、現在の仕事は何でも法律整備ということで、専門外の仕事を知らない土地でやらなければならず、かなり苦戦しているようでした。
そんな中、北海道の色々な写真が載っているカレンダーが届いていた訳ですから、自然とホームシックになるようで、何とも言えぬ懐かしさを感じたようです。このカレンダーをできれば海外で仕事をしたり暮らしたりしている道産子の皆さんにもお届けしたいものです。友人の同僚が羊蹄山を見ると、キリマンジェロと答えたそうです。アフリカにはあまり独立峰がないので、山なら何でもキリマンジェロということのようです。(ちなみに、写真上が羊蹄山、下がキリマンジェロ山)

シクラメン


「北海道花暦」12月9日の花は、シクラメン。
「サクラソウ科。冬の花として人気があります。色はピンクだけでなく、最近は白・赤・黄色などがあり、葉の模様も様々です。開花時期は11月~3月」とのこと。
12月になると、街の花屋にも色とりどりのシクラメンが並びます。特にスーパーでは数百円で買え、とても手頃に帰るようになりました。私の家でも何年に1度かはシクラメンを買うのですが、春先にはいつも枯れてしまいます。ただ、会社のシクラメンはもう4~5年も咲き続けているので、世話を怠らなければ長持ちするもののようです。
 シクラメンと言えば思い出すのが、小椋佳の「シクラメンの花」。布施明もカバーしてえいましたが、「真綿色したシクラメンほど、まぶしいものはない・・・」と歌っています。職業柄か言葉に修飾語を付けることが苦手になりました。それと同時に物を見て、感じる感性も次第に鈍ってきたような気もします。豊かな人生を考える際にこうした感性を言葉で表現できる癖も少しは磨いていきたいものです。

2009年12月8日火曜日

「北海道花暦」なのに、すずらんがない!?

昨年から販売して、大好評の「北海道花暦」。購買層の大半がシニア女性なのですが、多分、そうしたシニア女性からクレームが・・・。
『「北海道花暦」というから買ったのに、北海道を代表する花のひとつ”すずらん”が入っていないのはどういうことか』と。もちろんそうなった経緯についてきちんとお話したら、分かってくれて、次回作る時は是非ともすずらんを入れるという約束をしました。今回のカレンダーは、植物画協会の会員のみなさんの手持ちの絵を集めて編集したので、たまたますずらんを描いている人がいなかったのが真実。多分すずらんの他にも北海道の花で入っていないのが結構あるかと思うので、今度、多分1~2年後に「北海道花暦Ⅱ」を作る時には、描けている花を選び出して、ある程度北海道内で見られる花を網羅しようと考えています。
消費者のクレームは宝といいますが、よりよい商品づくりには欠かせないものだと思います。

ジンギスカン


北海道遺産「ジンギスカンの発祥については諸説ありますが、北海道で最も広く、かつ特徴的に発達してきました」というのが本日の写真ジンギスカンの説明です。カレンダーの写真にジンギスカンが載っているのもこのカレンダーくらいかと思います。結構インパクトありますね。
今日は12月8日、以前にも紹介した「大好き北海道」に掲載されています。
しかし私くらいの歳になると、12月8日といえば、旧日本軍が真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争に突き進んでいった日としての思いが強くあります。
話しを元に戻すと、帽子の山の部分に肉を載せ、周りに野菜で取り巻く。家によっては野菜を奥部分に水を入れて煮るところもあるとか。この写真のジンギスカンは滝川の松尾ジンギスカンだろうか?