2009年11月18日水曜日

レコード店

先日、知り合いからミュージックCDのギフト券をもらいました。そこでさっそく買いに行こうとした時にハッと気が付いたこと。
札幌のような地方の大都市でも、昔のようにレコード店があまりないこと。昔ああったあの店もこの店も既になくなっていて、捜すのに一苦労する時代になっているようです。ようやく探した店に行って見ると、昔のような賑わいもなく、気のせいか何となく閑散としている雰囲気。レンタル店や通信販売でCDを購入したり、最近ではデータのみを有料でダウンロードできるようになってきています。かく言う私もipod派で、自分の持っているCDやレンタルCDを取り込んで持ち歩くスタイルになってきています。もはやCDというハードな媒体を必要としなくなっています。昔はLPレコードなどと言うと、ジャケットのデザインや見開きの記事などが楽しみだったのですが、それもなくなり、淋しい気もします。
世の中だんだんインターネット通販が主流を占めてきている中、例えば書店などもレコード店のようになくなる日が来るのでしょうか。書店でぶらぶら歩きながら本を探すのも、幅広い供用を培っていく上ではとても大切なことだと思います。検索文化では、自分の興味以外の知識や情報に出会うことは益々困難になっていくでしょうから、どんどん専門バカが増えていくのが少々気がかりな今日この頃です。