2008年11月19日水曜日

晩秋

いままで黄色に染まっていた銀杏並木も、その葉を落として秋の深まりを感じる。窓から見える植物園もほとんどの葉が落ち、反対側まで見えるようになった。今日は朝から冷え込み、雪が降るかもしれないという予報で、少しずつ冬の季節が優勢になってきている。
昨今の世界的経済危機で、学生の就職戦線は一転厳しい状況のようだ。昨年まで売り手市場だった東京でも一気に厳しさを増しているという。娘が昨年就職したが、1年遅れていたら彼女も厳しい選択を迫られていたかもしれない。でも若い人が職につけないというのは、本人にとっても、社会にとっても残念でもったいないことである。
私はもう50代半ば。そろそろ次の世代へのバトンタッチの準備をしてもいい年齢。同年代の役人の知人等は早期退職、その後、いわゆる第2の人生をスタートしつつある。私ももうそういう年代なのだとつくづく感じる。そうした自分の仕事上の役割や社会での役割が変化しつつある中、自分の頭の切り替えも必要なのであろうが、それが最近の中だるみ感につながっているようである。

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