2008年6月11日水曜日

旅立ち

当社でここ2年間、うつ病で休職していた女性職員がこの5月末で退職することになった。彼女の病状のことや今後のことを考えると、多少でも良くなったら復職をと考えていたのが、本人にとって会社勤めが大きなストレスになっていて、引き留めないで欲しいと懇願され、やむなく退職を受理。
人への思いやりと、それを受ける本人との意識には大きな差があるようで、受ける人間にとっては、そうした思いやりそのものが苦痛であったりする。
最近、心の病を持った人がたくさん見られるが、先日の秋葉原の無差別殺人もとても哀しい事件。突然未来を奪われた犠牲者も悲しいし、昨日記者会見した犯人のご両親の気持ちは想像を絶するものがあると思う。
特に最近は資源の枯渇や温暖化問題といった社会経済情勢、様々な悲しい事件が毎日のように起こって、本当に明るい未来を描きにくくなっていて、こうした状況を悲観して、さらに心の病をもった人が増えていくのではないかと心配している。

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