2009年5月1日金曜日

大学の恩師に

大学時代の恩師で、卒業早々に結婚したため、仲人もお願いしたT先生に「北海道花暦」を送った。
その日の夜、さっそく私の留守中に先生から電話があったようで、奥さんが話を聞いたがピンとこなかったようで、帰宅した私に聞いてきた。カレンダー今日送って、今日着いたんだと驚いたが、こちらから電話してみた。最後に会ったのが結婚式の翌年だったから、もうあれこれ30年がたっている。しかし、電話に出た声はその頃と全く変わりなく、シャキッとしていて、とても80歳をゆうに越えている老人の声とは思えない。理論物理学者なので頭を使うからなのか、とも思ったが、学生時代に先生がよく言っていた「課題意識」を常に持ち続けた結果なのだと思う。課題意識とはある意味興味であったり、生き甲斐であったり、常に前向きな生き方をしていると年をとっても惚けないのではないだろうか、と思う。そういえば、観光の大家のS先生も大正生まれなので、口は達者で未だに現役。そのS先生もやはり生きていくことに常に興味津々という感じなのが若さの秘訣なのかもしれない。

ここ1年間は仕事の環境が厳しさを増していることもあり、何となく「もういいかな?」とも思う日々があるので、こんな感じで生きていると、きっと早くぼけてしまうのではないかと思う。少し先生を見習うべきなのだろうか。

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