2009年12月15日火曜日

恐怖政治?

中国副首相来日時の天皇への面会に端を発した小沢幹事長の豪腕。今回の1件を常識的に考えると、多忙な人にアポイントを取る場合、1週間前というのはあまりにも非常識と言えるのではないかと思います。私たちの仕事でも超VIPにアポを取る場合は、やはり1か月以上前に取りますから、慣例とは言え、宮内庁で言っている1か月前というのはそれほど的はずれのこととは思えません。
それにしても、「内閣の決定に反対するなら、辞職しろ」というのは、権力を手中にした者の思い上がりという感じさえします。「俺の言うことを聞かない者は首にする」といのでは、恐怖政治といっても過言ではないと思います。2か月前の事業仕分けの委員選任の際にも、小沢幹事長の鶴の一声で全てがひっくり返って、お飾りの首相と言われてもいたしかたないのではないでしょうか。
この数年の動きを見ても、民主党とは名ばかりでとても風通しの悪い、独裁的な感じのする組織のような気がします。左から右まで幅広いポリシーの議員が集まっているわけですから、なかなかひとつにまとまるのは難しさがあり、そのための独裁色かもしれませんが、それでは民主という名が泣くのではないでしょうか。

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