2008年12月6日土曜日

嬉しいこと

植物画の毎年カレンダー「北海道花暦」を発売してから、早4か月を過ぎた。本業の傍らに販路拡大という具合なので、北海道内でようやく50店においている程度。さすがに書店は数が多いので取り次ぎを通して約130店。11月には増刷もできて、これまで約4,000部が売れた。
もちろんたくさん売れることは嬉しいのだが、それより買った人の多くが喜んでくれているということ。カレンダーを貰った人から、また他の人に送りたいということで注文が来る。何か嬉しさの輪がカレンダーというモノを媒介にして広がっていく感じ。オーバーかもしれないが、買った人が和み、さらにそれを貰って人が安らぐ、そうした輪が世界中に広がって、少しでも皆さんの心が豊かに、そして安らかになっていく。
販売の利益は、価格を手ごろに設定したこともあって、本業に比べるとほんの少しだが、たくさんの嬉しいを届けられたことが、その何十倍も何百倍も嬉しいこと。本当に作って良かったと思う。仕事の喜びというのはきっとこういうことなのだ、と50歳を超えたようやく実感できた。少々遅すぎたかもしれない。

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