2008年8月9日土曜日

はじまりは・・・アーミッシュ・カントリー


カレンダーづくりは2005年に米国オハイオ州のアーミッシュ・カントリーを訪れたことから始まった。アーミッシュは、ドイツ系の移民で、厳格なカソリック教徒で、現代文明には頼らず自給自足の生活を送っているのが特徴となっている。
そのためそれ自体が特徴的な文化的資源で、自ずと観光資源ともなっていて、多くの観光客が訪れるようになってきている。ただ、一般観光客が土足で彼らの生活の中に踏み込むことがないよう色々な工夫がされている。そのひとつがビジターセンターでのオリエンテーション。それによりアーミッシュの歴史や文化、生活スタイルなどを理解することができる。
私も一般の旅行者と同様、そのビジターセンターにお邪魔した。そこで見つけたのが写真の万年日めくりカレンダー。結局、それを10冊も買い込んで、帰国後、兄弟・親戚にお土産として配ったのである。
あれから3年あまり、我が家のカレンダーはしっかりしていて、後10年くらいは使えそうだ。このカレンダー毎年使えるというのもいいのだが、不思議と毎日1枚ずつめくるのが習慣になってくる。その旅にアーミッシュを思い出すのである。つまり毎日欠かさずアーミッシュを思い出すのである。そうしていると、また違う季節に行ってみたいと思うようになる。これはもうお土産の域を超えたリピート増加のための有効なツールである。これこそ観光立県をめざす北海道に必要なものではないか、そう感じたのである。

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